MoriKen's Journal

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アラサー社会人博士による徒然日記。技術についてつらつら。だけだとコンテンツが貧弱なので、会社公認で大学院博士課程に進学した経緯や、独学でTOEICを475→910にしたノウハウを共有します。

MoriKen流英語道場 4. 素人が勉強法を伝えるメリット:後編

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はじめに

下記エントリの続き、後編です。

www.moriken254.com

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生まれつき英語の才能がある人のアドバイスでは、英語が苦手な人は手も足も出ないんだということを、中編で述べました。

今回は、英語が超苦手だった私がTOEIC 850を取るに至った経緯に触れながら、このエントリの主題である

「プロではない、英語が本当に不得意だった自分だからこそ、英語学習法を共有する意味があるんだ。」


という主張に着地します ^^

英語は苦手だったけど、勉強は最後まで諦めなかった

留学するためにスコアが必要だった

このように、悲しいほど頭の良くない私。そして、本当に泣いてしまうほど英語が超々苦手だった私。

それでも諦めずに勉強を続けました。

忘れかけていましたが笑、そもそも私はアメリカに留学するために必要な英語スコアを提出する必要があり、こんだけ英語を勉強していたのです。

半年間の膨大な学習にも関わらず全然スコアが伸びない私をよそに、時間は過ぎていきます。もう留学認定締切直前の時期に差し掛かり、本当に後はないという所まで追い込まれて、それこそ目が真っ赤になるまで英語の勉強しました。

当時は、寝ても覚めても英語のことばっかり考えていました(工学部学生なのに笑)。

試験の感触は☓

そして、本当に最後の最後のチャンスの試験がやってきます。試験後の感触としては、正直ダメかもしれないと思っていました…。またいつもと一緒だろうと。やっぱり自分には才能がないんだと、しょんぼりしていました。

だから、もう英語のスコアには大した期待もせずに、本業の工学部の卒論の方にパワーをシフトさせていました。スコア基準のゆるい、アメリカ以外の国に留学になるのかな、アメリカ行きたかったなとか、本気で考え始めていたものです。

結果はなんと…!?

もはや英語なんていう苦い記憶は忘れてしまいたいとまだ思っていた頃、スコアシートを受け取ります。そして結果を見たあの瞬間。今でも忘れません。

何と、TOEICは850、TOEFL iBTは82 (留学認定ボーダーは80)だったのです!最初は本当に信じられず、開いた口がふさがりませんでした笑。少し時間が経って冷静になって、お、おぉ…?おおぉーー!!!!って感じになりました笑。

私の尊敬する天才達からしたら、取れて当たり前の点数かもしれません。

しかし、私のような英語が超苦手な凡人にとって、TOEIC 800超えとTOEFL 80超えを初めて同時に達成するということは、もはや夢のまた夢のような出来事だったのです。雲の上のような存在だった、かの天才たちに初めて近づけた瞬間だったのです。これは、もう本当に幸せの絶頂だったのです。

諦めなくて良かった

諦めないで続けてきて良かったと、本当に本当に心の底から思いました。とにかく感激しました。英語の才能が全然ない私でも、自分を信じて絶対に諦めること無く継続することで、結果を出すことができたんだ!

この事実を痛感し、全身が震えたのを覚えています。

そして今度は感極まって、声を出して涙を流してしまうという始末でした笑。泣き虫野郎です笑。

英語が苦手な私だからこそできる貢献の仕方がある

だから、英語が伸びない人の悩みが痛いほど分かる

そんな私だからこそ、英語ができなくて悩んでいる人目線で、私の実体験を人に伝えることに意味があるのではないかと思ったのです。

ただ、TOEICで満点を取ってしまうような本当に頭の良い人達と同じような結果を導くことはできないとは思います。

しかし、英語がクソ苦手だった凡人の私が一年半の勉強でTOEICスコアを470から850まで押し上げた方法をここで共有することは、実は多くの英語学習者にとって一定の価値を提供できるのではないかと感じるようになったのです。

英語を習得する本質的な目的

それに、英語を学習する目的はTOEICで満点を取ることでは無いはずです。

世界中のいろいろな人とコミュニケーションを取り、多様な価値観について理解し合うという素晴らしい体験を共有できるようになることこそが、英語を習得する本質的な価値なのではないでしょうか?

英語道場の名の由来

TOEICはその踏み台にすぎない。そういう意識のもとで、愚直に、職人的に英語を学習していこうじゃないか。それが、本カテゴリでご紹介する英語学習方法のミソなのです。

これは鍛錬を要します。

だから、英語「道場」などという大げさな名前を付けているのです笑。

次回以降

いよいよ道場の内容へ

さて、なぜわざわざド素人の私がでしゃばってこんな記事を書きたいと思ったのか、そしてそのことにどんな価値があるのかを述べてきました。

次回以降、いよいよ道場の内容に入ろうと思います。

ぶっちゃけ、楽じゃない

前もってお伝えしておくと、はっきり言って、苦痛を伴います笑。だって、英語が苦手な人が英語を使えるようになるための修行をするのですから、楽して習得できるはずがないでしょう?

天才には敵わないなどとこれまで述べてきましたが、本物のプロはいくら才能があろうとも、私達の想像を超える血の滲むような努力を積み重ねているものなのです。それなのに、素人たる私達が不断の努力なくして英語を習得できるようになることなど、絶対にありえないでしょう。

その苦労を耐え忍び、諦めずにじっくりと時間をかけて精進することで、誰でも一定のレベルまで英語力を向上させることができるはずです。だって、TOEIC 400点台という阿呆な私ですら、日本国内での独学だけで850にまで押し上げることができたのですから。

万人には勧めない

そんな鍛錬、皆が皆できるものではないと思います。やりたい人がやればいいと思います。

ここでは、才能がないのに継続した努力でカバーしちゃった方法を述べるのですが、それを万人に強制するようなことは避けたいのです。

何を隠そうこの私自身、

「結果が出ないのは努力が足りないんだ!もっと勉強しろ!」


という考え方を忌み嫌っているのですから笑。

この辺りの話は、下記エントリで述べました ^^

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職人気質の人向け

一方、努力でカバーできるなら自分にもできるかも…?と思う人も一定数はいるでしょう。

「苦手な英語を克服したくてこれまで色々なことをしてきたけど、どうしても伸びない。小手先の技術では頭打ちになっているのはとっくに気付いているけど、これ以上どうすればいいのか分からない。でも、努力する気質だけは負けないと思っていて、何とかしたい。」


この道場は、そんな人に最も向いているかもしれません。

「何度も何度も何度も繰り返す、単調反復訓練を耐え忍ぶことも厭わない。」


そんな精神力が、本道場入門の前提となるかもしれません。

本道場は二部構成

そんな本道場は、大きく分けて二部構成です。

  • マインド編
  • トレーニング編

それぞれどのような鍛錬となるのか?これから複数回の記事に渡って、じっくりとご紹介していきたいと思います ^^

次回

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