MoriKen's Journal

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アラサー社会人博士による徒然日記。技術についてつらつら。だけだとコンテンツが貧弱なので、会社公認で大学院博士課程に進学した経緯や、独学でTOEICを475→910にしたノウハウを共有します。最近アメリカ MBA(経営学)大学院もはじめました。

【MBA】社会人 MBA のススメ ⑤Abitus UMass MBA 入学までの道のり

下記事の続きです。 www.moriken254.com

前回の記事で、Abitus UMass MBA のメリットとデメリットについて、私なりの見解を述べました。自分の進学に対して納得感を得た上で、学費という決して安くはない投資をしたかったからです。

納得した後は、脇目も振らずに前進するのみです。

本エントリでは、そんな入学手続きの過程を振り返ろうと思います。

情報収集

ホームページの確認

まずはとにかく、Abitus のホームページを熟読します。

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ざっくりと学習内容やスケジュール感、サポート内容、卒業生のレビューを確認することができます。

umass-mba.com

資料請求

次に、資料請求です。

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体裁の整ったパンフレットや、具体的なスケジュール等、ホームページだけでは確認できない情報を把握できます。

入学手続きの書類も同封されています。

www.abitus.co.jp

メール問合せ

分からないことや、気になることがあれば、Abitus に問い合わせることで、大抵のことは解決できます。

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私の体感として、レスポンスがいいです。回答内容も丁寧です。どんな些細な質問でも、しっかりと答えてくれます。

情報収集に関しては本当に負荷が小さく、(良くも悪くも)不安なんて吹っ飛びます笑。

www.abitus.co.jp

体験講義

定期的に行われている体験講義が、主に東京で行われています。

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たまたま東京に出張があるタイミングで、予約を入れることができました。

www.abitus.co.jp

今は新型コロナウィルスの影響で、オンラインでの体験講義もあるようです。

また、講義だけではなく、予約制でのオンライン打合せも可能のようです。

私個人の感想としては、この体験講義は MBA の講義内容に直結するというものではありません。どちらかと言うと、実際に MBA を取得した講師の思考特性や経験談、ディスカッションの体験、ならびにオンサイト学習会場の雰囲気の把握と言った観点で有益だったと考えています。

他には

ここまでの情報は、サービス提供側の情報なので、セールス側のポジショントークとなっている可能性を加味しておく必要があります。

ホームページに載せられた経験者談も、彼ら彼女らの本心が書かれていることをもちろん信じますが、やはりサービス提供当事者の管轄にあることを念頭においておくべきでしょう。

サービス提供側の影響を抜きにした情報収集しようと思えば、やはり実際に受講した学生の生の意見を聞きたいと思うのが、人間の性です。(私の場合は、新卒の就職で理不尽な配属ガチャと、その後の人事において非本質的な政治的要因に巻き込まれたというトラウマもあります笑)

そこで、インターネットで検索すると、Abitus Umass MBA で就学した方のブログが何件か見つかりました。

こういった情報を参考にしながら、自分の価値観と照らし合わせて、メリットとデメリットを確認しながら、就学環境の予測確度や納得感を向上させていきます。

入学手続き

前述した情報収集で、メリットとデメリットを腹落ちさせたら、具体的な手続きに入っていきます。

Abitus への入学申込み

まずは Abitus へ入学申込みを行います。下記サイトに従って、書類に必要事項を記入するだけです。

umass-mba.com

UMass への入学申込み

Abitus に申し込んだら、UMass 本体へも申込みます。

ただし、こちらはただ申込書に記入すれば良いという話ではありません。

Resume と Statement of Purpose の作成

UMass 本体への申込みに際し、Resume(履歴書)と Statement of Purpose(志望理由書)を記述します。もちろん英語です。

インターネットで検索すればいくらでもフォーマットは出てくるので、自分が気に入ったデザインのものを参考にして、自分の情報を入力します。私の場合、Resume は 2 ページ、Statement of Purpose は 1 ページで収まるように記述しました。長ければいいというものでもありませんので。

内容としては、

で述べたように、素直に自分が経営学を学びたいと思った理由を述べました。

英文校正サービスの活用

作成したドラフトは「Wordvice」という英文校正サービスに依頼して、最低限の英語品質を担保しました。

wordvice.jp

両文書を依頼して 7,000円程度でしたが、妥当だと思います。しかも、校正者が UMass の Ph.D. ホルダーとのことで、妙な親近感を覚えたのを覚えています(笑)。

余談ですが、私が国際学会論文やジャーナルを校正する場合には「Editage」というサービスを利用していますが、「Wordvice」のように大学院進学の書類等に特化しているかは不明でした。

その点、「Wordvice」では「米国大学院エッセーの添削」がサービス内容に明記されていたので、こちらを利用させていただきました。

UMass システムでの登録

基本的には Web システムを利用して登録を行いますが、手順は例によって Abitus がこれでもかってほど丁寧な手順書を用意してくれています。普通に読んで操作すれば、まず迷うことはありません。

ECC での学歴評価

Resume に記載した学歴が、国際的に通用することを主張するために、第三者機関に審査をしてもらう必要があります。

私の場合は、日本の大学で学士号、大学院で修士号を取得し、かつ博士課程を就学中だったので、まずはそれら全ての成績証明書と卒業・修了証明書を発行してもらいました。もちろん英文です。

次に、学歴の第三者機関である ECC (Educational Credential Evaluators) にその審査を依頼します。学歴の国際的妥当性や、GPA (Grade Points Average) という成績の定量値を、アメリカ基準の指標で算出してもらいます。

www.ece.org

そしてその結果を UMass に送るという、なんとも面倒なプロセスを経る必要があります笑。

ただ、その操作方法はこれまた Abitus が超絶親切な手順書が用意されているので、スムーズに登録を完了させることができました。

今回 ECE に提出して初めて分かったことが、私の修士過程での GPA が 4.0/4.0 であったこと。私の出身大学では GPA を算出していなかったので、あらそうだったんだと、今更ながらに思った次第。まぁ、昔のことだからどうでもいいんですが笑。

書類送付でのトラブル

実は私はこの成績評価結果を UMass に送付する過程で、ちょっとしたトラブルがありました。いつまで経っても UMass に学歴証明書が到着しない笑。そろそろ〆切だという時期になっても笑。私はかなり早い段階から書類は用意し終えていたので、どう考えても異常笑。

なので、まずは Abitus や UMass の窓口に状況を報告して不可抗力であることについて理解を得ました。

同時に、日本からは EMS で海外郵便送付した際の Tracking No. を基にアメリカの郵便局に問合わせて、何とか書類到着に至りました笑。

TOEIC の受験

とてもありがたいことに、入学の際に提出する英語スコアが TOEFL iBT ではなく、TOEIC です。しかも、TOEIC のスコアの下限も 700 点。このスコアなら、私ごときの能力でも間違いなく 1 発で突破できる確信がありました。

入学を心に決めた瞬間に、即 TOEIC を申し込みました。実際に就学が始まってから TOEIC 受験のためのリソースを割きたくなかったからです。

受験前には公式問題集を複数回実施し、時間配分や問題傾向を把握しました。 昔よりもかなり Reading の分量が増えていて、ギリギリ読み終えるといったペースとなりました。。。TOEIC にしても TOEFL にしても、英語試験難易度がインフレするの、辞めて欲しい笑。

とにもかくにも、入学前に必要とする英語要件はクリアできました。

GMAT は免除

以前も述べたように、GMAT Waiver Form のおかげで、特殊な英語学習に時間を割く必要がなくなりました。

主要な要件としては、就業年数が 8 年であるか、修士以上の学位を有していることが挙げられます。私は、修士の学位があったおかげで、GMAT は免除となりました。よかたー。

合格通知

無事に全ての審査や登録を終え、しばらく待っていたら合格通知がやってきました!

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英語スコアを提出していたり、GMAT Waiver Form を提出していたことから、卒業要件に対して特殊な前提はありませんでした。

更に、入学許可に関する連絡を頂戴した際に、以下の記述があったのが地味に嬉しかったです。

You are a valued member of our University community; your personal development and academic success are a major focus of our activities. We understand the important role technology plays in your academic and personal life.

これ、私の Resume や Statement of Purpose をまともに見てくれていなければ反応できない内容です。私が工学をファーストメジャーとして博士課程で国際学会や論文に投稿していることや、家庭の事情から Online での受講を希望する旨を、先方も理解してくれていたんだなと。

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まぁそこを理解した上で合格を出すことが先方の義務ではありましょうが、個人宛のメールでそこまで触れてくれることに、スタッフの人間味を感じました。地方大学ならではの温かみなのでしょうか笑。

小さいことかもしれませんが、Abitus という代理店を介すことで個が蔑ろにされることがなかったことが、ちょっとうれしかったな、と思いました ^^

おわりに

あまり詳細に記述するには至りませんでしたが、入学手続きに関しておおまかな流れを記述しました。

分からないことがあれば Abitus に投げれば大抵のことは解決しましたし、不可抗力で郵便遅延があったにせよ、問い合わせれば特に問題なくことを進めることができました。入学手続きに関する心配点は、マジで郵便遅延だけでした笑。

こんなに快適に入学してしまっても良いのだろうかという罪悪感を感じることも多々ありましたが、そこは Abitus にもコストをかけているのだから、トラブルシューティングのアウトソースをしているのだと納得しています笑。しかも、それをコミコミでも他の米国 MBA より安価という現象笑。

ま、細かいことは抜きにして、これで経営・会計未経験スーパード素人の社会人 MBA ライフが始まるわけです。本当の勝負はこれからであります!(まぁ、入学手続きでは勝負という勝負を回避してきているのですが笑 ^^;)

一体どのような生活を送ることになるのか!?不安もありますが、期待のほうが大きいかったし、今でもそのワクワク感は変わりません!

さ、そんなバタバタ人間 MoriKen による無謀 MBA ライフの、はじまりはじまりー!^^

【MBA】社会人 MBA のススメ ④Abitus UMass MBA のメリット・デメリット

下記事の続きです。

www.moriken254.com

前回の記事で、いくつかの大学院の MBA プログラムを比較した結果、Abitus 経由の University of Massachusetts が、今の私にとって妥当であると判断しました。

umass-mba.com

大学院 業務両立 オンライン TOEFL 負荷 学費 長期履修 ブランド 総合点
重み付け 2 2 3 2 2 1
Harvard University (Extention) X 9
Carnegie Mellon University X 7
Warwick Business School X 7
The Pennsylvania State University 9
University of Wisconsin 10
University of Massachusetts 11

ただし、必ずしも全ての条件が私にとって最高評価というわけではなく、種々の制約条件を勘案し、メリット・デメリットを考慮した上での最終判断をしたわけですので、そこを記述しなければフェアではありません。

今回は、私にとっての、Abitus 経由の UMass MBA のメリット・デメリットについて述べたいと思います。

構成の関係上、記述内容が社会人 MBA のススメ ③どの大学院を選択したのか? に記載した要件と重複する部分もありますが、本エントリである程度主張を完結できるようにするために敢えてそうしています。シリーズ全体で見たときに冗長な構成となっている旨、ご了承下さい。

メリット

まずは、メリットから。

     
  • 日本で働きながら在宅でアメリカ MBA を習得可能
  •  
  • 英語学習の負荷低減
  •  
  • 経営学の学習を優先できる柔軟な英語スコア要件
  •  
  • GMAT の免除
  •  
  • Abitus の充実したサポート
  • 安価な学費
  • 現地キャンパスでの単位取得
  • Online プログラムでありながら継続性のあるネットワーキングが可能

日本で働きながら在宅でアメリカ MBA を習得可能

何だかんだ行って、アメリカの MBA プログラムはグローバルでも訴求力があります。UMass MBA プログラムは国際認証である AACSB を取得している上、The Best Online MBA Programs in 2020 - US News でも全米22位と、決して悪くないランキングを叩き出しています。少なくとも教育カリキュラムの質はある程度担保されているでしょう。

www.usnews.com

しかも、働きながら 100% オンラインで学位取得まで可能です。この時点でも、社会人 MBA のススメ ③どの大学院を選択したのか? で定義した私の要件の大部分をクリアすることになります。


日本の MBA で国際認証を取得したプログラムは少なく、これと同等水準の教育を、働きながら、しかもオンラインで完結させるというのは、決して容易では有りません。

もちろん、英語を使うことがデメリットという方がいらっしゃる可能性も否定できませんが、私にとっては英語のテキストや講義を参考にしながら学びたいという思いがあったので、ここはがっつりメリットとなりました。

英語学習の負荷低減

社会人 MBA のススメ ③どの大学院を選択したのか?でも触れましたが、私は TOEIC 910、TOEFL iBT 93 程度の、ガチの大学院留学組からしたら中途半端としか言いようのない英語力しか持ち合わせていません。

図らずしも、既にスタートアップの取締役という経営サイドのポストに付いてしまった以上、できるだけ効率的に就学したいというインセンティブが最優先に働きました。


もちろん、英語要件が TOEFL iBT 80~90 前後(TOEIC 850~900 周辺)であれば、数ヶ月勉強しなおせば、何とか年単位の学習負荷を回避しながら、要件クリアできるだろうと見込んで、その辺りのハードルも含めて調査をしていた、ということを社会人 MBA のススメ ③どの大学院を選択したのか?でも述べました。

そこに来て、TOEIC 700 点で米国大学院の入学要件を満たすというのは、黄金の人参をぶら下げられてしまった形になります。 (何度も言うけど、なにこれ?完全に Abitus のマーケティングターゲットにされてしまっているではありませんか笑。)

半年から1年程度の英語勉強期間を覚悟していたところに、数日の復習(最新の TOEIC の問題形式の把握や、過去問対策等が必要)で、ガチ勢に及ばない私程度の英語力でも何とかなる、と期待できる水準の英語スコア要件。

社会人 MBA のススメ ③どの大学院を選択したのか?でも述べたように、「The Pennsylvania State University」や「University of Wisconsin」の、私の能力に対して丁度いい感じの要件を提示する大学院に、後ろ髪を引かれていました。

ところが、当時はもう頭がいっぱいいっぱいで、私が不慣れな経営学を扱う MBA 進学自体が過負荷かもしれない、どうしよう、わー!となっていた当時、もう藁をも掴む思いですがりついた形となったのは否めません。 (あの頃は、社会人博士での国際学会論文や学術論文を 5, 6 本同時並行で執筆していて、転職や引っ越し準備でも疲弊していたころだったので、易きに流れる下地は十分すぎるほど整っていました笑。)

何はともあれ、Abitus から吹き出てくる甘い汁に魅せられたというわけです笑。

経営学の学習を優先できる柔軟な英語スコア要件

更に、仮に入学時に TOEIC 700 を取得していなかったとしても入学が可能という魅力的なオプションも用意されています。

UMass MBA のプログラムは、前半の基礎課程と、後半の上級課程に大別されており、上級課程進学までに TOEIC 700 を取得できれば進級可能という、猶予期間が設けられております。

いわゆる米国における、コミュニティカレッジから大学への編入に似たような格好です。

ですので、当初英語力に自身がないけど経営学を勉強したいという人にとって、本当に学びたい分野のスキルを習得しながら、英語力を磨くという、柔軟な就学スタイルと取ることができます。


GMAT の免除

これは Abitu Umass MBA に限った話では有りません。「The Pennsylvania State University」や「University of Wisconsin」と言った大学院でも提供されている条件ではあるので、その点は申し添えておきます。


とにもかくにも、GMAT 免除というのは、私にとっては極めて魅力的な話でした。

GMAT (GRE の場合もありますが) って、英語圏の人にとっては日本のセンター試験大学院版みたいなものなのでしょうが、非英語圏の人がそれを受けるとなると、とんでもない負荷になります。

数学や推論は、ある程度の単語力が備われば、まだなんとかなります。論理で解決できるからです。

ただ、vocabulary が鬼です。見たことも聞いたこともないような単語がわんさか出てくる。外国人がセンター試験を受けた時に、日本人にとっては日々の生活で馴染みのあるような漢字であっても、異国で独学している彼らにとっては見たこともない漢字がわんさかでてくるようなイメージだと思います。


英単語を構成するパーツの語源から、ある程度意味を推測できるとしても、記憶していなければアウトという世界。しかも、金輪際 GMAT 以外で目にすることのないような謎単語を暗記することに、どうしてもメリットを感じることができませんでした。

TOEFL ですら 93 点しかもっていないのに、GMAT にまで時間を取られたら、間違いなく年単位の英語学習が必須となります。そうじゃなくて。。。というのが、正直なところでした。

その点、私は既に修士号を取得していたので、GMAT が免除されるということで、これまた黄金の人参に食いつく形となりました笑。

まぁ仮に修士号を持っていなかったとしても、就業年数が8年という要件もあったので、そちらでもクリアできたのではありますが。

Abitus の充実したサポート

これの良し悪しは人それぞれだと思うことを、申し添えておきます。

入学手続きから講義の補助資料に至るまで、日本での代理店に相当する Abitus のサポートが厚い。とにかく厚い。

UMass の WEB システムでの手続き方法、履修関連、授業の補助資料、問い合わせ対応、何から何まで、日本の代理店が懇切丁寧に対応してくれるのです。


私個人的な話でしかありませんが、当初はここまで日本人からのサポートを必要とは考えてはおりませんでした。「The Pennsylvania State University」や「University of Wisconsin」では、言うまでもなくそのようなサポートはありえません。Abitus が UMass と提携しているからこそ実現されている、特異な体制であると考えるべきです。

ところが、見れば見るほどよくできている。ベースは英語のカリキュラムでありながら、うまく日本でのサポートを組み合わせることで、確かに効率的に学習を進められる仕組みになっています。

これは、もともと経営や経理に全く無頓着なエンジニアで、種々の制約がある中で就学を決意して不安を抱えていた私にとって、とてつもない安心感を与えてくれてしまったわけです。就学中に仕事や家庭の事情で何かイレギュラーな事態が起きても、絶対何とかなる。間違いない。

そう確信するに至りました。

安価な学費

Abitus によるこれほどの手厚いサポートがついていながら、学費はいずれも州立大学である「The Pennsylvania State University」の半額、そして「University of Wisconsin」と同等。や、安い。。。


一体何が起きているんだ笑。

下記の「Best Online MBA Programs」のランキングサイトを確認しても、Enrollment に対する Tuition が、圧倒的に安い。そしてランキング自体も 22位。トップとは言えないが、決して悪くもない。そもそも英語能力のない私にとってそんなことは関係ない笑。

www.usnews.com

AACSB 認証も受けていることから、教育カリキュラム自体の品質は担保されているわけです。

もう一度言おう。一体何が起きているんだ笑。

逆に考えれば、世間の MBA Program の学費が、純粋な学習コンテンツの価値に対して、随分と値上がりしているとしか思えません。

おそらくランキング上位の MBA においては、大学のブランドや、転職市場におけるプレゼンスの向上、トップレベル人材とのネットワーキングと言った、無形資産的な意味合いでの付加価値に対して、高額な学費が要求されているのではないかと思います。


そう考えると、Abitus + UMass MBA プログラムについては、純粋に学びたいと思っている経営学というコンテンツを取得するために支払うコストとしては、上々なパフォーマンスであると解釈できます。

本当、うまくマーケティングしたものだと思います笑。

現地キャンパスでの単位取得

単位の一部を、現地のサマースクールや冬休みにおける講義で取得することが可能です。

海外で留学生とディスカッションしながら学んでみたいと思っていた私にとって、これは嬉しい利点です。オンラインでのみの受講に物足りなさを感じるような方にとっては、嬉しいオプションと言えるでしょう。


Online プログラムでありながら継続性のあるネットワーキングが可能

海外の大学院進学において、onsite での人的ネットワーキングが魅力の一つとなります。それが online プログラムとなると中々難しいのが現実です。

一方、Abitus を介したプログラムであれば、東京を拠点としたライブ講義もあるので、学生同士のネットワーキングが容易となります。


また、留学生同士のコミュニティがしっかりしている場合ももちろんありますが、卒業後にそれぞれ祖国に戻るため、中々その後 Face to Face でのネットワーキングが難しくなる場合も多々あります。

私は地方なので毎回行くことは難しいかもしれませんが、たまに顔を出すくらいであれば Face to Face でのネットワーキングも可能ですし、日本国内であれば卒業後もその関係を継続することが容易となります。

そういった可能性も含めて、魅力を感じたのも、決定の一助となりました。

デメリット

続いて、できるだけフェアな評価をできるように、デメリットについても述べておきます。

     
  • 大学のブランド力
  •  
  • サバイバル経験の希薄化
  •  
  • 英会話によるディスカッション機会の減少

さらに、各デメリットに対して、私がそれを許容すると判断した根拠についても述べました。

大学のブランド力

トップスクール、「The Pennsylvania State University」や「University of Wisconsin」等と比較した場合に、大学のブランド力が弱くなってしまうことは否めません。

UMass にはいくつかキャンパスがありますが、そのキャンパスによってもブランドの強度は異なるようです。

例えば、Armast キャンパスは全米64位と、高評価です。

University of Massachusetts--Amherst - Profile, Rankings and Data | US News Best Colleges

一方、このプログラムで対象としている Lowell キャンパスは全米179位となっており、グローバル転職の際の主張材料としては弱くなる側面を否定することはできないと思います。

University of Massachusetts--Lowell - Profile, Rankings and Data | US News Best Colleges

世界トップレベルのコンサルファームや外資金融業を目指していたり、自身の価値観と照らし合わせた結果、一定程度の学歴が必要な方にとっては、ブランド力というものが重要な要件になる場合があることは、否定できないと思います。


そういう意味で、フェアプレーのために、敢えてデメリットとして挙げさせていただきました。

私個人の事情に対する影響

もちろん、私にとっての MBA 進学の大本の目的が「大学のランキングを追い求めること自体を目的化しないこと」、「得られた技能を現職の経営に活用すること」、「人的ネットワーキング構築すること」等としたことについては、社会人 MBA のススメ ②なぜダブルメジャーでMBAを?で述べたので、私にとってはさして重要な要件ではないと判断しました。

どちらかと言うと、経営や会計のフレームワークや方法論の習得に重きをおいた形です。

少なくとも検討した当時においては、昇進やジョブホッピング転職等は、一切想定しておりませんでした。

よって、私にとっては許容できる要素だと判断しました。


サバイバル経験の希薄化

これはメリットと表裏一体となりますが、人によってはデメリットになりうると考え、こちらに挙げました。

アメリカの大学院に進学する際に、学生が直面し、乗り越える障壁の多くを、Abitus が解決してくれることになります。

アメリカの大学院への一般的な出願の際は、入試にかかる情報や資料の収集、メール連絡による問合せ等を、現地の外国人担当者との直接行わなければなりません。

意外とここに色々な躓きポイントが潜んでおり、それを乗り越える経験もまた、アメリカ大学院進学の醍醐味だったりすると思います。しかも、これは序の口。

入学してからが本当に負荷がかかるもので、教員への問合せや学生とのディスカッションも全て英語で行う必要があります。最初から最後まで、日本語を使うことは許されません。

言葉も中々通じない外国で、慣れない文化や、単位を落とすかもしれない不安と戦いながら、泣きそうになるほどしんどい経験をすることもまた、留学における試練となり、サバイバル能力が身付くことになるでしょう。


そういっためちゃくちゃ厳しい環境で、敢えて自らを成長させたいと思う超ドMな人にとっては、Abitus による手厚いサポートが足かせになると感じる可能性を否定することはできません。

私個人の事情に対する影響

もちろん、私にとってはこのサポートがいざ仕事や家庭で緊急対応が必要となったときのリスクヘッジとして、一種の負荷分散・アウトソーシングの容易化要因として機能すると考えたので、決定に至ったわけです(認知バイアスもまた否定できないのでそう考えることで自らを納得させているのかもしれませんが笑。)。

逆に、そうでもなければ、この条件に載ろうとは思いません。


更に、私自身、過去に身一つでアメリカの大学に交換留学した際に(1年だけですが)、ある程度吐きそうになるサバイバル生活を経験したので笑、元々必須要件からは外していました。

ただ、考え方によってはデメリットになる可能性もあるという意味合いも含め、こちらに上げることと致しました。

英会話によるディスカッション機会の減少

サバイバル経験の希薄化と重複するところではありますが、日本を拠点にして就学・ネットワーク構築することとなるため、外国人との生の交流機会が少なくなることは否めません。


もちろん、online プログラムという特性上、仮に Abitus のサポートがない大学院に就学したとしても、外国人との交流が少なくなることも否めません。

一方で、Abitus の提供するライブキャンパスをハブにしてネットワーキングの構築が始まると、おそらく基本的には日本人同士の交流が主体となることが予想されます。

上級課程になると UMass のシステムで現地の教員と直接やりとりすることになるので、外国人とのコミュニケーションはあると思いますが、Abitus の設定する学習期間と、現地のセメスターの期間にずれが生じるため、協働レポートやプロジェクトはやはり Abitus で就学する人同士でのチームアップとなる可能性が高いと思われます。

英会話というものはスポーツのようなものだと思いますので、こういうサバイバル的なディスカッションを通じて、傷ついたり挫折したりを乗り越えて習得さえるのが一般的です。スポーツのルールやトレーニング方法を本で読むだけでは上達しないのと同様に、机上の勉強は読み書きだけで、リスニングや会話ができるようになるはずがありません。

その点、online プログラムであっても、身一つで米国大学院に就学した場合は、否が応でも外国人とチームを組んでディスカッションや協働レポート作成をすることになるでしょう。

もちろんレポートは英語で書くことになりますが、アメリカ人の発するネイティブスピードの英語や、色々な国からやってきた留学生による訛りの強い英語を聞きながら、こちらも英語で対等に口頭でディスカッションを繰り広げる、といった経験が希薄となる可能性があります。

そういった要因も含め、自分で納得した上で最終決定をする必要があると考えました。

私個人の事情に対する影響

私自身はこの点について、幸いにも、過去にアメリカに留学した経験や、国際学会発表などの経験から、英会話によるディスカッションについてはあまりストレスを感じません。フレームワークや単語さえ習得できれば、いざ英語が必要となる場面に直面したとしても、ある程度の対応は可能だと考えています(もちろん分野特有の慣れが希薄化してしまいますが、そこは前述のメリットが上回ると考え、割り切りました。)。

更に、英語という観点よりディスカッションという観点ではありますが、経営についての協議は考察は、日々の業務の中で、私よりもずっと能力の高い取締役や社員と実施しているという状況にあります(こちらもありがたいことです)。

以上の状況から、少なくとも私にとっては、本節の要件が主たるデメリットにはならないと考えました。


おわりに

以上が、私が Abitus UMass MBA を選択するに辺り考察した、メリットとデメリットです。

メリットについては、社会人 MBA のススメ ③どの大学院を選択したのか?で述べた私個人が設定した要件をどの程度満たしているか or 一般の検討者にとってどのような利点があるかを記述しました。

デメリットについては、一般論として項目を挙げつつ、それらが前述した私個人要件においては必須とされていない項目である or 気になる点があったとしても許容できることを説明しました。

次回は、私が実際に Abitus Umass MBA 出願に際して行った具体的な手続きと、その雰囲気についてご紹介したいと思います。

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【Ubuntu 18】indicator-multiload を入れるとログインループに陥ったときの対処法

起きたこと

Ubuntu 18.04 でログインループに陥りました。apt で何かやっかいなものを突っ込んでしまったときに起こります。

NVIDIA 関係は再インストールしてみたのですが、それでも駄目でした。

怪しそうなアプリケーションを remove したところ復活したので、その経緯をメモします。

きっかけ

apt で indicator-multiload をインストールしました。

$ sudo apt update
$ sudo apt install indicator-multiload

確かに、インストールした直後も、ちゃんと表示されていなくて不安定だったことを覚えています。。。そのまま油断してOSをシャットダウンしてしまいました。

Ubuntu 16.04 では下記のように使えたのですが。。。

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対処手順

1. 仮想コンソールを立ち上げる

GUIログイン画面上で、Ctrl + Alt + F1を押します。

もしF1で開かないなら、F2以降のいずれかのボタンでも試行してみてください。

2. apt の履歴を確認する

下記コマンドで過去の apt 履歴を確認します。

$ vim /var/log/apt/history.log

もっと遡りたいときはアーカイブを確認します。

$ vim /var/log/apt/history.log.1.gz

インストール後にすると怪しげな挙動をしたアプリケーションの名前を発見。。。

Start-Date: 2020-xx-xx  xx:xx:xx
Commandline: apt install indicator-multiload
Requested-By: username (1000)
Install: indicator-multiload:amd64 (0.4-0ubuntu5)
End-Date: 2020-xx-xx  xx:xx:xx

3. 怪しいアプリケーションを remove → reboot

$ sudo apt remove indicator-multiload
$ sudo reboot

これにて復活。。。

4. 代わりのアプリケーションをインストールする

どうも 18.04 では代わりのツールがあるようです。

まずは前準備

$ sudo apt-get install gir1.2-gtop-2.0 gir1.2-networkmanager-1.0  gir1.2-clutter-1.0

次に、代替アプリケーションをインストールします。

  1. Ubuntu Software Center で system monitor extension と検索。
  2. system-monitor を選択してインストールする。

すると下記画面が表示されます。

f:id:MoriKen254:20200507154044p:plain


おわりに

ログインループが起きたときは、大抵NVIDIA 関連のドライバ、Unity が引っかかることが多いようです。

加えて、apt でインストールしたアプリケーションで、挙動が不安定なものは、疑ったほうが良さそうです。

めでたしめでたし!

【MBA】社会人 MBA のススメ ③どの大学院を選択したのか?

下記事の続きです。

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前回は、ダブルメジャーで MBA を取得するに至った理由を述べました。

今回は、実際どの大学院を選択したのかを説明します。

大学院の選択

ここまでくると、どの大学院を選ぼうかな?というお話です。

スペックのおさらい。

     
  • 30台前半
  •  
  • 1児の父(子供は難病持ち)
  •  
  • 技術系スタートアップの取締役(フルタイムでプレイングマネージャ)
  •  
  • 社会人博士学生(専門はロボット)
  •  
  • 在宅リモートワーカ(家庭の事情で地方の実家付近が拠点)

うーん、結構制約強い笑。正直、あまり好き勝手ぶらつけるような状況ではありません。社会人博士の仕上げも残っているし、仕事もそれなりです。

選定要件の概要

私の場合は以下の要件がマストで、それが可能となる大学院を絞るというものでした。

     
  • アメリカの大学院(要件というより、夢笑)
  •  
  • 働きながら就学可能
  •  
  • 居住地を変えずにオンラインで就学可能
  •  
  • 長期履修が可能
  •  
  • 英語学習(特にTOEFL)の負荷が小さい
  •  
  • 学費がリーズナブル

うん、わがままですね笑。特に最初の要件ミーハーですねぇ笑。

夢と現実の狭間

一方で、家庭の事情があって、譲れない事情もあります。夢だけではなく、現実を見据えるのも、所帯を持つ人間の責任となってきます。

難病持ちの子供の治療はどうしたって必要で、家族の支援なしに生きていくのはかなりしんどいです。実家のある地域は地方で、私のスキルを活かせるメーカなんて存在ない地域。エンジニアで生きていくならリモートワークが前提となるような制約があります。これが私の置かれた現実で、そう簡単に変えようが有りません。特に子供が患った重い病気は絶対に変わらないもので完治はせず、一生付き合わねばなりません。

とは言え、家庭の事情を言い訳に、夢や希望を諦めたくはありません。そんな人生を送りたくはない!世帯主としての社会的責任を果たしながら、自分の夢に少しでも近づく人生を歩みたい!


認めます。私は大した能力を備えた人間では有りません。世界トップレベルのコンサルファームや外資系金融業を目指すと言った水準を目指す器もありません。そういう方たちの足元にも及びません。及ぶなら、黙って TOEFL 100 を取ればいいだけの話なのですから。スコアという客観的指標で、残酷に突きつけられてしまっています。。。

そんな、TOEIC 910、TOEFL 93 程度の英語力しか無い、ガチのアメリカ大学院進学組が目指すレベルには及ばない中途半端な語学力のエンジニアが、セカンドメジャーとして経営手法を習得するための MBA 進学という、意識低い系の人間が目指す進学戦略を立案しなければなりません。

それに加えて、家庭の事情も勘案した上で、現実的な要件定義をするわけです。

そういう前提のもとで定義した各要件について、以下でもう少し深堀りします。

選定要件の深堀り

ここでは、そんな意識低い系が定義した要件を示します。

アメリカの大学院
  • もともとアメリカの大学院で学位を取りたいという夢がありました(ことこの点については、ミーハーです笑)
  • 家の事情で長期的に在宅ワークができるように、リモートが普及している欧米諸国の会社でもキャリア構築を可能とするためのリスクヘッジをかけると言う狙いもあります。
  • そこまで考慮すると、ロボット工学の分野なら日本国内での Ph.D. でも引けを取りませんが(先人のご尽力の賜物)、日本版 MBA ではまだ国際的訴求力に乏しいようでした。
  • 自らの夢の方向とも合わせる意味で、海外大学院を希望しました。


働きながら就学可能
  • そもそもフルタイムで働いているし、難病持ちの子供もおり、実家の支援を無視できる状況ではありません。
  • 収入をカットしてまで、しかも病気持ちの子供を連れて今の住まいを離れることは、非現実的です。


居住地を変えずにオンラインで就学可能
  • 前述の理由で場所の制約が強いと言う事情があります。
  • 欲を言えば本当は海外でオンサイト、英語でバリバリディスカッションが理想的だっのですが、そんな贅沢まで言っていられる身分ではありません。


長期履修が可能
  • 働きながらの就学には様々なリスクが付き物です。
  • 社会人博士課程就学中には、子供の出産、病気の治療、休職、引越し、色々と突発的な事象に出会したこともあり、通常3年のところ、結局5年間の就学となっています。
  • そんな時に役立ったのが、追加費用なしで就学年数を延長できる、長期履修制度です。
  • 家庭の事情は無視できないので、今回も就学中に予想外のトラブルが起きても対応できるよう、長期履修が可能であることを要件としました。
  • まぁ、アメリカの大学は基本的に在学年数の規定は緩く、基本的には要件を満たすものと想定します。
英語学習(TOEFL と GMAT)の負荷が小さい
  • アメリカ大学院に行こうと思えば TOEFL 100 は必要と言われます。
  • 10年前ですが、私は TOEIC は 910、TOEFL は iBT 93 を取得した程度の英語力。
  • TOEIC 910 なんて恥ずかしくなるほど TOEFL は厳しい試験なので、自分の能力不足が情けなくて辛い。。。
  • 長いブランクの挽回も含め、TOEFL で 100 を取るには相当な勉強が必要になることが目に見えています。
  • しかも留学生側も対策が進んでいるため、試験がどんどん難化しているという噂もあります。信じられません。。。
  • ひとえに私の力不足でありますが、就学前の学生時代ならまだしも、スタートアップ取締役となり、博士課程を両立しながら、英語の勉強のためにそこまで腰を据えている余裕は無いと判断しました。
  • その時間を仕事と経営学の習得にあてがいたいのです。
  • 要領良く英語の試験で高得点を取れるほど、器用でもなければ、賢くもないことは、自分で良く分かっていましたので。
  • GMAT も然り。大学によっては既に院卒だったり社会人経験があれば免除される場合もあるみたいで、そのコースを狙うことにしました。
  • 英語の試験が必要になるのは受け入れるとしても、大体手段がある環境を探すことにしました。
学費がリーズナブル
  • 色々憧れはありますが、学位取得にウン千万もかけられるほど経済的な余裕はありません汗。


改めて振り返ると、妥協しているとは言え、どれもこれも贅沢なこと言ってるなぁと思います笑。

が、これで行くと決めたのです!とにもかくにも、この条件で行ける大学院を探すのです!

調べた大学

トップスクール系

Distant で検索すると、意外とオンラインでビジネス系の学位が取れるプログラムがちょいちょいあるようです。

ただ、100% オンラインは流石に少ないです。当然です。受講者が不特定多数化しやすいオンラインで安易に学位を出してしまっては、卒業生の質やブランドに影響しますからね。

Harvard University

www.extension.harvard.edu

MBA ではありませんが、 Master of Liberal Arts in The Management Field という学位が付与されるらしいです。

何回かちょろっと現地で受講が必要みたいですが、サマースクールとかでさらっと済ませることになるでしょう。

基本遠隔でいい、学費も安い。悪くない。

Extension とは言え Harvard。こんなうまい話あるのかと思ったその時!

  • TOEFL Minimal Approval Score: 100 

www.extension.harvard.edu

TOEFL 100 が最低限の要件です。よって能力不足の私は潔く身を引きます笑。

業務両立 オンライン TOEFL 負荷 学費 長期履修 ブランド
X
Carnegie Mellon University

カーネギーメロンはオンラインで MBA 学位までいけます。 ランキングも1位。質は半端なく良いのでしょう。

https://www.cmu.edu/tepper/programs/mba/program-options/part-time-online-hybrid/ そして英語要件。

  • TOEFL: 102

https://www.cmu.edu/pre-college/admission/international-applicants.html

さすがCMU。さぁ、退却です笑。

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X
Warwick Business School

イギリスのワーウィックビジネススクールはオンラインで定評があるようです。

www.wbs.ac.uk

TOEFL 100。更にGMAT 600。次元が違います。

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X

さぁ、そろそろ悟ります。

トップスクールは断念

他にも色々探しましたが、トップスクールでTOEFL 100 相当を回避することは不可能そうです。

そもそもあれですね、私の提示した意識低い系の要件を考慮すると、ハナからトップスクールでの MBA は諦めるべきです。

分かる人が聞くとチクチク言うでしょうが、自らの能力水準を素直に認め、気にせず我が道を行くのみです!笑

アメリカ大学院にオンラインで受けたいなどというときに、TOEFL 100 を回避したいなどというとびきりのわがままが要件に入っている以上、そこをちゃんと割り切るのも意思決定。況や GMAT をや、です。

目的は学びを社会に活かすこと。キャリアに箔をつけることではありません。

そこを受け入れた上での社会人 MBA なのですから、軸をぶらさず、自分の脳力に適合した場所を探すしか有りません。

中堅系

トップスクールでなければ、道は見えるはず。オンラインもちょこちょこ見当たります。

下記のサイトを眺めて検討。

www.usnews.com

The Pennsylvania State University

トップスクールとの差別化のために中堅と言う区分にしてはいるものの、アメリカ東海岸の州立大学ではかなりの名門です。 ここにオンラインのプログラムが有りました。

www.worldcampus.psu.edu

TOEFL が 80 で良い。この点数ならすぐ取れる。私は修士卒で、GMAT Waiver が可能。AACSB 認証もある。

交換留学したことがある大学で、馴染みもある。

これは候補としてかなりいい。

ただ学費が惜しかった。 $6,000 する模様。

あと、長期履修が見えない。学費が気になりますが、ちょっと保留にして必要だったら聞くことに。

業務両立 オンライン TOEFL 負荷 学費 長期履修 ブランド
University of Wisconsin

トップ系のスクールから見ると一歩下がるとは言えど、ここも世界的に見ても相当レベルの高い大学です。オンラインのプログラムも有ります。

www.wisconsinonlinemba.org

TOEFL は 79。GMAT waiver もある。学費も $2,900 程のよう。AACSB 認証もある。

悪くない。この手の方針が流行っているんですかね。

こちらも長期履修が分かりませんでしたが、同じく保留にして必要だったら聞くことに。

業務両立 オンライン TOEFL 負荷 学費 長期履修 ブランド

日本の代理店経由

 多分私のようなジレンマを持つ日本人がたくさんいるんだと思います。

いい勘所をついてくるプログラムがあります。

University of Massachusetts

オンラインのプログラムが有る大学院です。先述した大学と比較すれば、ブランドは見劣りしてしまうところはありますが、それ以外の部分が充実しています。そこはバランスの問題です。

www.uml.edu

アビタスという代理店が仲介して、日本経由でアメリカ MBA を取得できるようにしてくれているようです。

www.abitus.co.jp

英語の要件は…TOEIC 700 …!?TOEFLですらない。それに700点でいい。最大の関門であった英語学習長期化リスクが、一瞬にして解決。( ゚д゚)ポカーン


正直これはかなり好都合。入学準備を最短化できる。これ以上はない。効率的すぎる。もはやチート状態笑。

修士持ちなら GMAT waiver もできる特典もある。

学費も $3,000 程。AACSB 認証もある。

え、なにこれ。

しかも、入試にかかる説明資料や問合せサポートも信じられないほど充実している。

アメリカの大学院ならまぁそうでしょうが、最大5年間在籍可で長期履修要件を満たします。途中単位を取らなくても大丈夫。1科目ずつの受験可能。ある程度余裕を持って就学できそうです。

あら、私のあのわがまま要件を全て満たしてしまいました笑。

業務両立 オンライン TOEFL 負荷 学費 長期履修 ブランド

ここまでの調査まとめ

という訳で、ここまでの調査結果を表にまとめてみました。

大学院 業務両立 オンライン TOEFL 負荷 学費 長期履修 ブランド 総合点
重み付け 2 2 3 2 2 1
Harvard University (Extention) X 9
Carnegie Mellon University X 7
Warwick Business School X 7
The Pennsylvania State University 9
University of Wisconsin 10
University of Massachusetts 11

私の就学目的とキャリアプランから勘案し、TOEFL 負荷の重み付けが高く、ブランドの重み付けが小さいことから、University of Massachusetts が妥当だという判断をしました。

アビタスの提供するサポートサービスは、言うまでもなく他のアメリカ大学院ではありえません。極めて特異的な要素であり、University of Massachusetts にしか当てはまり得ないので、敢えて表に入れていません。

University of Wisconsin はマジで捨てがたいというか、むしろとんでもなくコスパの良い選択ではあって、手放すのは惜しいところではあります。

最終決定

最終的には、アビタスを介したサポートによる負荷低減を重視しました。一種のアウトソーシングです。背に腹は変えられません。

もしこのサポートに膨大な追加コストがかかるなら素直にパスしていましたが、サポート込みのUniversity of Massachusetts の学費が、純粋な University of Wisconsin の場合と同等というのも、判断の後押しとなりました。もう $1,000 高かったら、University of Wisconsin だったでしょう。

ブランドと引き換えに得られる利点が大きかったということです。少なくとも拒否するインセンティブが薄いです。どんだけ元の学費が安いんだ笑。(それとも、MBA の学費が全体的に高騰しているのか。。。)

もちろん、上記に示した以外のメリットやデメリットも勘案した上での最終決定なので、そこも示しておく必要はあるかと思います。

その辺りの論考は、次回の記事で述べることにします!

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【MBA】社会人 MBA のススメ ②なぜダブルメジャーでMBAを?

下記事の続きです。

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前回は、社会人 MBA 進学を決意したきっかけを述べました。

今回は、なぜダブルメジャーで MBA 取得を目指すに至ったのか。その理由を述べます。

なぜダブルメジャーに?

欧米では専門を複数持ったり、マイナーという形で追加的に技能を習得するのが当たり前ですが、日本ではあまり馴染みが無いかもしれません。

この「専門の多角化」には凄まじいポテンシャルが秘められていると、私は確信しています。

まず、専門を多角化できる人の絶対数が少ないから、それだけで希少価値が高まります。

何より、単一の専門分野にのみ特化するよりも、社会貢献できる幅が一気に広まる。多角化することは足し算ではなく、掛け算で効くインパクトがあります。

ただ、メジャーが既に工学なら、経営学はマイナーで良いんじゃないか?と言う見解もあるかと思います。

そこを敢えてダブルメジャーにしたのはなぜか?ちょっと呟こうと思います。


技術だけでいいの?

ロボット工学分野のプロフェッショナルは世界に沢山おりまして、私なんか彼ら彼女らの足元にも及びません。就業キャリアはゼロですし笑。

ただ、技術のプロフェッショナルが、経営までできるとは限りません。前職で様々な人と会話をする中で、それを感じる機会は沢山ありました。

自分の作りたいものがある、興味のあるものが尖っている、技術へのこだわりが強い、新しいことへの好奇心がある、世界ナンバーワンのスペックへの追求心がある。そういうものはエンジニアにとって必要な気質です。私も人のこと言えません笑。


ただ、そういう思い「のみ」によって作られたものが、社会の役に立つのか?要は「売れるのか?」と問われたときに、職人気質が強すぎるとうまく返すことができない場合が散見されました。

非論理的な説明でうやむやに。。。え?じゃあなんで作ったの?となるのですが、やっぱり質問に答えられていない。せめて、ここに論理的な筋書きがあれば納得できようものですが、それも無しにただ新しさやスペック重視で闇雲に作っては売れないを繰り返す。

作れば売れる時代が終わってしまった状況で、この気質だけで食っていくのは難しいだろうと感じていました。

経営だけでいいの?

もちろん、経営のプロフェッショナルも世界中に大勢おられ、日々この凄まじい市場で戦いを繰り広げています。

そんなすごい経営者と直接会話ができる機会はさすがにありませんが、少なくとも前職で経営企画の方たちとお話していて気がついたことがあります。

そういう部署に配属される方々は、技術を専門としたキャリアや経験がない場合が多いようでした。それが良いとか悪いとかではなく、そうなるのは当然だと思いますが。

ただ、メーカでの経営となりますと、どうしたって技術を起点とした議論は必須でしょう。技術こそが会社の屋台骨ですから。

しかし、中々技術部門と企画部門の間でコミュニケーションをするのは容易ではありません。何か、得てして論点がずれていくように感じてしまいます。

そのため、新規事業企画のストーリーメイキングや、その承認プロセス、意思決定には尋常ではない時間がかかります。


そして、めちゃくちゃ時間をかけて資料作りと調整をしても、よく分からないまま稟議が空中分解していたり、発起人に通達されること無く気がついたら却下されていたりと、素人目に見ても筋の通っていないことが起きてしまう場面も目にしたことがあります。

一体何をやっているんだ。。。マジで。。。

貴重な経営資源を使って、こんなことをしていていいのでしょうか。。。既存製品のコストカット以前にやりべきことがあるのではないでしょうか。。。

そして悟りました。技術と経営は、切り分けてはいけないのです。

これらは両立できないと、今の時代ではもはやモノづくりビジネス自体が成立しないんです。。。ちょっと油断するとすぐに真似されて価格競争化してしまいます。

こんな経営環境において、今までと同じやり方をしていたのでは、とても生き残っていくことはできません。

それなのに、

     
  • 現場の技術者が、既存製品のコストカット or スペック重視の売れない誰得新製品開発で疲弊している傍ら
  •  
  • 経営層が、密室で付加価値の産まない超長時間会議 or 出世欲と自己保身と派閥争いに満ちた社内政治に明け暮れる

とまぁ、色々な意味で目線が違いすぎると感じさせられる事象が起こりすぎています。

その政治に、未来ある若手の人事とキャリアも振り回される。

一体何をやっているんだ。。。マジで。。。


結局技術と経営を両立できる人間が必要

良いものを作れば売れる、トレンドに乗っかれば儲かるなんて、もはやありえません。技術の新規性だけに着目しても、お客様に必要とされていなければ自己満足で終わってしまいます。

とは言え、新技術を無視するわけにはいきません。新しい技術でどんな価値を社会に提供できるのかは、常にウォッチしていなければなりません。

それが見えたとしても、今度はそう簡単に他社が乗り越えられない周到な知財戦略、その技術に対する社会的必然性と訴求力の分析、そしてそのビジョンを達成するための自社独自の高度な技術力、これらが全て同時に備わっていなければビジネスとして成立しないのです。

なんとも頭の疲れる時代になってしまいました ^^;

もちろん、それぞれの専門家がいる事自体は悪くないのですが、少なくとも全体を理解できる人間が仲立ちする必要があるのだと感じているわけです。

セルフマーケティング(?)

そこで私が考えたのがこちら。

博士(工学)をファーストメジャーとする MBA ホルダー


これが一つの解かなと。

どちらかと言うと、尖った分野で世界トップにはなれない私程度の中途半端な専門スキルを持つ Ph.D. ホルダーが、経営学で MBA を取得する、が正しい流れですね。 技術とビジネスの両面から考察し、メーカ経営の意思決定ができる。

これこそが「求められてはいるけど見つからない!」的な、ちょうどスポッとはまるセグメントではないかと、思ったわけです。

セルフマーケティング。。。?素人の。。。笑

そもそもスタートアップでキャッシュは死活問題

創業間もないベンチャーでキャッシュは死活問題です。売上が立っていない以上、お金は外から取ってこないといけないのです。ベンチャーキャピタルや銀行等に説明するときも、説得力のある論理構築が必要です。


マーケティングってどうやるの?笑。いやまじで。。。

スタートアップの人間がいつまでもこんな事を言っていたら、お荷物になってしまいます。

逆に言えば、先方はMBA等で習得する技能をベースに議論を構築するので、こちらもそのフレームワークを知っていれば相手が求めている情報を把握しやすくなり、コミュニケーションも円滑になるでしょう。

それは、資金調達というスタートアップの血液補給に直結します。明日生きるか死ぬかというお話をしているわけです。「セカンド」とは言え、大事だと思う理由はここにあります。

財務諸表も読めません笑。ある経済活動がバランスシートにどのような変化をもたらし、それが経営にどう影響するのか、分析する術を知りません。これでどうやって自社の経営状態を把握しろと笑。

もう、ある意味ダブルメジャーというのは、必然だったんです。

MBA という学位の価値とは

少し脱線に思われてしまうかもしれませんが、私が学位の取得を検討する際に気をつけて考えている点を、述べておこうと思います。

本当にその学位取得が、自分にとって取り組む価値があるものなのか?と。

学位とは「箔付けの道具」ではない

私は、社会人博士や MBA に進学しているので、学位コレクターのように思われるかもしれませんが、どちらかというと逆の立場です。

単なる学位「だけ」の価値に対しては、私は懐疑的な人間です。

学位取得の過程を通じて技能の習得を行える環境が教育機関であり、その最高峰が大学院です。

その結果として、証明書としての「学位」が付与されるのであって、その取得自体が目的化することは本質ではないと考えています。

学位があると泊は付くでしょうが、それを不用意にちらつかせたり、見せびらかすようなことをしてはいけないと、肝に銘じています。

もちろん、対外的に他者と対等に議論できることを示す必要があったり、逆に心理的にマウントを取られたりしないようにするために、そういった議論に参画するパスポートや入構許可証的な意味合いで学位の切符を引き出さざるを得ないことはあるでしょう。

一方、意味もなくわざわざ自分から学位をひけらかすのはあまり褒められた行為ではない、という意味合いを示したかったのです。

「学位即年収アップ」ではない

ですから、博士を持っているから即キャリアに直結するとか、MBA を持っているから即出世 or 転職して年収アップするとか、そういう類の価値もあまり見出していません。

そういう直線的なキャリアアップの不可能性について、十分目にしてきましたし、私もこの身を持って経験しました。特に日本社会は、そんな単純にことが運ぶように構成されていません。

結局年収は、少なくとも大手メーカ技術者においては、個人のスキルや学歴よりも、年齢 / 入社年度 / 業種(+単に入社時の配属の運)との相関関係が強い傾向があるので、下手な期待で落ち込まないマインドセットだけは身についています笑。

本質は「社会貢献」

もちろん、対外的な自己紹介の際に、客観的なエビデンスに基づいて自身の技能を主張する上で、そのわかり易さという点で学位に優位性はありますが、それは本質ではないと考えています。

学位を取得する過程で培った技能をどう社会貢献に活かすか


突き詰めていくと、これに行き着きます。

要は、得られた技能を活かして何らかの社会貢献をした結果として、その貢献度にふさわしいと周りからも承認されるに値するポジションや年収といったものが、後からついてくると言うのが筋だと思います。(筋通りことが運ばないのもまた真なのですが。。。)

実際、そのような形でキャリアアップしている人とお話すると、はやり本質的に優れた人格と並外れた技能を持たれています。理不尽な状況を不断の努力で乗り越えて、自らその筋を通すまでに至った方々の貫禄は、やはり凄まじいものがあります。

まぁかく言う私はぶっちゃけできた人間では全くなく、キレイ事ばかりで進学しているとも言えません。単純に知的欲求を満たしたいとか、昔海外の大学院で学位取りたかったなぁというミーハー的な心情もあるので、あまり偉そうなことは言えないのです、これが (^O^;)

人的ネットワーキング

あと、大切なのは人との交流、ネットワーキングだと思います。様々な思いやキャリアのある方々と知り合えるチャンスがあります。

私は根暗で人見知りなのであまり表立って話せるタイプではありませんし笑、そもそも狙っているのはオンライン系のカリキュラム。その上、昨今の新型コロナウィルスの影響で、中々ネットワーキングが容易にできないという事情もあります。

うー、まぁ仕方がないのですが、うまく人と交流できるように、頑張ろうと思います。(気質的にも笑)

どの大学院に進学する?

ここまで理由付けができてくると、あとはどこを受けようかなと言う話になってきます。

今回もそろそろ長くなってきましたので、その辺りの話はまた時間のエントリでしようと思います!

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【MBA】社会人 MBA のススメ ①きっかけ

こんばんわ。

いつもヘンテコなキャリアを歩み続ける MoriKen です。

そんな私が、これまた題記のような変わったことに着手してしまいましたので、スレッドがてらカテゴリを立ち上げるというお話です笑。

せっかくなので、過去に執筆した「社会人博士のススメ」のフォーマット風に、経緯を綴っておこうと思います。

  1. 社会人博士のススメ ①きっかけ
  2. 社会人博士のススメ ②なぜ博士を選んだのか?
  3. 社会人博士のススメ ③なぜ退職+博士を断念したのか?
  4. 社会人博士のススメ ④なぜ社会人博士か?ーメリット編ー
  5. 社会人博士のススメ ⑤なぜ社会人博士か?ーデメリット編ー
  6. 社会人博士のススメ ⑥なぜ社会人博士か?ー私の決断編ー

本質的にはかなりの部分が重複すると思いますが、博士号のときとはモチベーションがだいぶ違います。

まぁあれから何年か経ったので、今一度自分の考察を振り返るのも悪くないかなと思い、筆を執ってみました。(しばらくまとまった記事なんて書けていなかったので、この雰囲気懐かしい笑)

同じような悩みを抱える方に、少しでもお役に立てれば、望外の幸福です。

まずなんで MBA?

まぁ、まさかこんなことになるとは、という事象が発生したわけです。

ひょんなことから経営者サイドに

ひょんなことから、転職して取締役になりました。


それまでペーペーの平社員しか経験したことのなかった、若干30台前半の鼻垂れが、一気に経営者サイドというお話であります。意味不明なほど、ぶっ飛びすぎです笑。

いや、自分は根暗でおとなしいエンジニアだったんです。意気揚々と従業員での採用と思っていたところで、まさかのオファーだったわけです。青天の霹靂とはこのことです。

そんなぶっ飛んだオファーに対して、これまた「何か面白そうだ」と、これまた現状スキルに見合わないポストのアクセプトを即断した私は私で阿呆なわけですが笑。いつも考えが浅いのが、私の悪い癖 (^O^;)

なにはともあれ、いかんせん経営なんていう高度な意思決定を要する業務の経験がなく、スキルセットも備わっていません。

さて困りました。強烈な劣等感が全身にほとばしります。ざわざわ。。。


とは言え、せっかく受けたオファー。しっかりご期待にはお応えしたいわけです。

もちろん、意思決定という仕事は知識だけでは務まりません。色々な経験を肌で感じて初めて血肉となる類のものであることは、認識してはおります。

とは言え、知識も何もない今の状況、湧き出る劣等感、何もしないだなんて、私の内なる心が許してくれそうにありません。

そこで、なんとか先人の知見から学べるスキルだけでも身につけ、今後の意思決定のお役に立てる状態になってしまおうと、それだけの話であります笑。


MBA 進学時のスペック

どんな人間がこんな変わったキャリア選択をしたのか?ざっくりと概要を。

     
  • 30台前半
  •  
  • 1児の父(子供は難病持ち)
  •  
  • 技術系スタートアップの取締役
  •  
  • 社会人博士学生(専門はロボット)
  •  
  • 元メーカエンジニア
  •  
  • 在宅リモートワーカ

とまぁ、既に社会人大学院生なのに、追加で大学院に入ってしまいました。いわゆる大学院ダブルスクールの、社会人版です。

日中はフルタイムで働きながら、プライベートの時間で学ぶというスタイルです。(退職して収入途絶えるリスクまで取る勇気がありません笑。)

まぁ、博士課程についてはやることは大方片付いていて、あとは博士論文まとめればよい段階まで来ているので、タイミングとしては丁度いいかなと言うところです。

社会人博士との違い

ここでは、主に進学を決意するに至ったモチベーションの違い、それから基本的なカリキュラムの方針の違い、という切り口で記述します。

精神的エネルギーの正負の違い

社会人博士の場合

こちらについては、夢ばかりしか目にくれず世間を知らなかった阿呆な青二才が、安易に大企業に就職して配属ガチャで盛大に大外れを引き当て、やりたいことができないことに対するフラストレーションが大爆発したという、これまた青臭い(笑)負のエネルギーが発端でした。


社会人MBAの場合

今回は、自分のやりたいことを思いっきりできるベンチャーという環境に飛び込んだら、まさか更にポストまで与えられてしまって、その恩に報いたいという、正のエネルギーが発端です。


内発的・外発的動機の違い

社会人博士の場合

前述の項目と少しかぶりますが、配属ガチャによって分断されたそのキャリアを取り戻すために、わざわざ一年もかけて会社を説得して社会人博士課程に進学し、ロボット工学を専攻しているわけです。

ポストや配属先によって依存されるものではない、私の人生における確固たる主軸です。 いわば、夢ドリブンといいますが、内発的動機が全てです。

社会人MBAの場合

一方社会人MBAは、現在私が置かれた就業状況に対して、自らのスキルを補填するために進学しています。

もちろん、経営判断で必要となる財務会計やマーケティング等のツールに対して純粋な好奇心は持っていて、学んでいて素直に面白いなぁと感じますし、ことその点については内発性があります。

ただ、どちらかと言うと環境ドリブン、転職先で付与されたポストという外発的動機によって進学を決意したという側面が強いのが、きっかけとなります。

専門のプライオリティ

社会人博士の場合

私の第一専門分野「ロボット工学」での学位取得が目的です。幼少からその夢を見て、修士論文でも専門にしてきたロボット工学です。

新卒で就職した会社でも、入社前から退職まで一貫してそれを主張し続けましたが、8年間の勤務でそれが叶うことはありませんでした。

なので、実は「ロボット工学に関する就業経験はゼロ」なのに、創業間もないテック系ロボットベンチャーに転職するという、面白いことが起きています笑。

しかし、そんなロボット工学は言うまでもなく、私のファーストメジャーです。転職後は、ロボット工学の専門技能を最大限に活かして、積極的に開発業務に携わらせて頂いており、とても感謝しています。

社会人MBAの場合

MBAは私にとっていわばセカンドメジャーです。ファーストメジャーであるロボット工学の技能は技術面で生かし、そのビジネス展開を経営面で支えるためのスキルセット習得を目的として、MBAという選択を取りました。

マイナーではなくあえて「セカンドメジャー」としたことには意義があり、しかも「セカンド」とは言え「ファースト」と同等に大事なことだと意識しています。

その辺りは、また別のエントリで後述します。

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カリキュラムの方針の違い

博士課程の場合

一般論として、博士課程では授業は殆どありません。研究で必要となる知識は技術は、基本的に自分で勉強する必要があります。融通は効きますが、サボり始めたら終了なので、やる気と精神力との戦いになりがちなのが博士課程笑。


まぁ、少し疲れたら休んだりもしやすいし、やる気が出たときに一気に成果を出す、みたいなやり方も可能なので、人によってはメチャ合うと思います。

なので、とっかかりの課題共有は指導教員と行いますが、その後はやっぱり基本的に自走です。まだ世界で誰も解決していない問題の発見、文献調査、仮説検証、国際学会発表、学術論文投稿。それらを遂行するための研究計画とセルフマネジメント。

こういった取り組みを、指導教員を始め国内外の様々な方からレビューを受けながら何回かまわすことで、自律・独立的に研究活動を遂行できる人間が養成されます。

そして実は、それらの課程の修了するだけでは、博士号を取得できません。

加えて、博士論文公聴会(通称ディフェンス)と呼ばれる、研究成果に対する厳格な審査と承認が、学位取得に際し必須となります。

したがって、博士号取得の基本要件は、講義による単位の取得ではありません。

自律的な研究活動とその成果、およびディフェンスでの厳しい質疑に耐えうるプレゼンテーション+自己主張+反論能力に対する承認こそが、主たる要件となります。

修士課程の場合

一方修士課程では、取るべき講義が定期的に開催され、課題と試験をきちんと、サボることなく確実に実施していくことで、学位取得の道が見えてきます。

講義の日程や課題の〆切が明確に定められているので、これがペースメーカとなり、嫌でも身体と手が動きます笑。

ただ、この手の学習は、自分の仕事の都合とは関係なく、矢継ぎ早に課題が発生するため、何とか頑張って這いつくばらないと後からの挽回が難しいという側面もあると言えます。

分野により違いもあるでしょうが、専門職大学院の場合は学位の取得に際し修士論文の提出が求められない場合があります。もちろん、研究大学院の場合は必須となりますが、専門職大学院でも修士論文が求められることも当然あります。

ただし、前述した博士号のディフェンスのような厳格な審査ではない場合が一般的です。

したがって、修士号取得の基本的な要件が、講義で取得する単位で構成されている場合が多いです(研究大学院であっても、単位要件のマジョリティが講義によるものであるようです。)。


もちろん、教員や学生同士の議論やレポート、課題論文において論旨展開の質が問われる場面が多くあり、そここそがこの学位の本質ではあります。

それだけに、働きながら、自らの貯金や収入を切り崩し、家族を説得してまで大学院に進学するだけの意志と熱意を持った社会人学生の方々は本当に優秀で、やはり覚悟もお持ちです。

同期との議論がネットワーキングサービスで行われておりますが、優れた分析能力や素晴らしい経験をお持ちの方が多く、ストレートで大学院にいくのとは全く異なる環境で、私自身の未熟さや劣等感を感じずにはいられない状況です ^^;

ただ、そんな状況でも、いや、そんな状況だからこそ、いざとなれば切磋琢磨できる、真に意識のある方々とも交流できると思いますし、カリキュラムもきちんと誠実に取り組み続ければ何とかなる、と確信しています。

(私の場合、習得した技能を経営に活かすことが目的で、オールAとか表彰とか高尚なことをそもそも達成しようと思っていない、という心持ちだからなのかもしれませんが。。。意識低い系。。。 ^^; )

ダブルスクールは可能

以上で述べた博士号と修士号の要件の違い、そして博士号の要件は現状でほぼ達成できているという状況から鑑みて、フルタイムでの勤務をしながらのダブルスクールが可能であると判断し、MBA 進学の決意に至りました。

なぜわざわざダブルメジャーを?

となりますと、いわゆるダブルメジャーです。

しかも、まだ博士課程は就学中。転職もしたばかり。そしてリモートワーク。カオス笑。

とまぁ、なんでまたわざわざこんなややこしいことを?

というお話は、また長くなってきたので笑、次回投稿しようと思います!

www.moriken254.com

【ROS2】gzserver: symbol lookup error で Gazebo が起動しない場合の対処法

環境

  • Ubuntu 18.04
  • ROS2 dashing
  • Gazebo 9

コマンド

$ ros2 launch gazebo_ros gazebo.launch.py

エラーメッセージ

[gzserver-1] gzserver: symbol lookup error: /opt/ros/dashing/lib/libgazebo_ros_init.so: undefined symbol: _ZN10gazebo_ros9ThrottlerC1Ed

Gazebo インストールしなおしたり、まだ apt に入っていない最新版を入れてみたり、色々やったがお手上げ。

と思ったその時!

対処法

下記コマンドを実行。

$ sudo apt upgrade libignition-math2

新しくターミナルを立ち上げる。ただし、他の ROS 1/2 distribution の環境は一切取り込んでいない状態であること。

そして、下記コマンドを実行。

$ source /opt/ros/dashing/setup.bash;
$ export ROS_DISTRO=dashing;
$ export CHOOSE_ROS_DISTRO=dashing'

これにて解決です。めでたしめでたし。

参考文献

ありがとうございました。