MoriKen's Journal

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アラサー社会人博士による徒然日記。技術についてつらつら。だけだとコンテンツが貧弱なので、会社公認で大学院博士課程に進学した経緯や、独学でTOEICを475→910にしたノウハウを共有します。

【ROS】「新春ROS合同勉強会2020」@九州大学のご案内

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概要

題記の通り、九州大学で勉強会が行われますので、ご案内です!

京都大学の髙瀬英希先生をお招きして講演会を行います. ご興味のある方は是非,ご参加ください.

日時

2020年1月8日(水) 16:40 - 17:50

会場

九州大学伊都キャンパス ウェスト2号館3階 システム情報大講義室(W2-313)

キャンパスマップ「31番」

https://www.kyushu-u.ac.jp/f/37269/2019ito_3.pdf

会場アクセス

https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/campus/ito/ 注:イベントに関する案内板はありません.

講演者

高瀬英希 准教授(京都大学/JSTさきがけ)

講演タイトル

組込み研究者から見たROS(Robot Operating System)

講演概要

ロボットシステムは多機能/高機能を求められつつも多品種少量生産のドメインであるため,開発を効率化するプラットフォームの活用は不可欠です.Robot Operating System(ROS)は,ロボットソフトウェアの開発を加速できるプラットフォームとして非常に注目されています.本講演の前半では,ROSの生まれた背景や目指すところを俯瞰したのち,ROSの提供する機能や採用すべき利点について解説します.また,現在開発が急ピッチで進んでいる次世代のROS2についてもその新機能と利点を紹介します.時間が許せば,マカオで開催されたROSCon2019の概要を紹介しながら,世界的なROS communityの動向についても紹介できればと思います.講演の後半では,講演者らが研究開発に取り組んでいるROS関連の活動について紹介します.組込みマイコン向けのROSノードの軽量実行環境「mROS」,ROS対応ロボットへのFPGA技術の統合を実現する「ZytleBot」,IoT/自動運転時代の仮想シミュレーション環境「箱庭」,これらを駆け足で紹介しながら,ロボット分野におけるこれからの組込み分野の役割について議論してみます.

講演者略歴

京都大学 大学院情報学研究科 通信情報システム専攻 准教授 国立研究開発法人 科学技術振興機構 さきがけ研究者(兼任) 組込みシステムの省電力設計ならびに協調設計技術,IoT/ロボットシステム向け開発プラットフォーム技術の研究に従事.

参加費:無料

問い合わせ: 九州大学・後藤まで takayuki.goto at cpc.ait.kyushu-u.ac.jp