- はじめに
- 飲茶,14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト, 二見書房
- 飲茶,史上最強の哲学入門, 河出文庫
- 飲茶,史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち, 河出文庫
- 小川,人生が変わる哲学の教室,KADOKAWA/中経出版
- 畠山,大論争! 哲学バトル,KADOKAWA/中経出版
- おわりに
はじめに
哲学って,難解でとっつきにくい印象がありませんか?
そんな不安を払拭してくれる,本当に分かりやすい入門書って,世の中探せばあるものです.
今回は,私が読んだ哲学入門書のうち,コレぞと思ったものを厳選してご紹介します ^^
飲茶,14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト, 二見書房
言わずと知れた飲茶氏による入門書.コレでもかってくらい分かりやすく,しかも古代からポストモダンまで一気に解説してくれています.
多くの人物の紹介というよりは,当時の歴史的背景を振り返りながら,哲学史を外観するようなイメージです.
飲茶,史上最強の哲学入門, 河出文庫
同じく飲茶氏による解説本.
こちらは多くの西洋哲学者が登場します.
飲茶,史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち, 河出文庫
同じく飲茶氏の本.
東洋哲学者+思想家の考え方を,これまた非常に分かりやすく例えながら解説しています.
どの思想がどういう流れで登場するのか?本当に分かりやすく,一気に読めてしまいます.
小川,人生が変わる哲学の教室,KADOKAWA/中経出版
哲学の各テーマに対して,歴史を代表する哲人が教師として登場し,受講者に解説するという構成です.
各哲人の考えをスッキリ分かりやすく,生徒との対話形式でまとめてしまう一風変わった構成に,心躍らすことになるでしょう.
畠山,大論争! 哲学バトル,KADOKAWA/中経出版
哲学の各テーマに対して,歴史上の様々な哲人が時代を超えて集結し,対話形式で議論を繰り広げるという爽快な構成です.
先の小川氏の書籍との最大の相違点は,一つのテーマに複数の哲人で挑む点です.
時系列ではなく,各思想家の考えを比較検討できるという点においても秀逸な作品と言えるでしょう.
おわりに
これらの書籍は,素人でも分かるような語り口で,本当に分かりやすく哲学を解説してくれています.
哲学には興味があるけど,原著を読み込む時間が無いような忙しい社会人にはもってこいと言えるでしょう.
これらの本を読んでから,論理的な思考能力が高まったり,色々な物事の本質が見えてきたりと,人生の深みが増してきたように思います.
是非,お忙しい社会人のみなさんも,ちょっとした空き時間でこれらの書籍に手を付けてみてはいかがでしょうか ^^