MoriKen's Journal

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アラサー社会人博士による徒然日記。技術についてつらつら。だけだとコンテンツが貧弱なので、会社公認で大学院博士課程に進学した経緯や、独学でTOEICを475→910にしたノウハウを共有します。最近アメリカ MBA(経営学)大学院もはじめました。

MoriKen流英語道場 5. マインド編-英語学習で改革すべき5つの意識:前編-

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はじめに

前回の記事で、どれだけ英語が苦手な人でも、継続した鍛錬によって英語力を一定のレベルまで向上させることができることを、私がこの身を持って証明したことを説明しました。

それと同じことを本道場で行おうというお話ですから、そのためにはどうしたってキツめの鍛錬が必要になると申し上げました。

具体的な練習の方法論に入る前に、マインド編で入門の心構えについて述べたいと思います。

マインド編の構成

マインド編は大きく二つのセクションから構成されます。

  1. 意識改革
  2. 明確な目標設定

は?何か当たり前なことばかり言っていない?と思うでしょう。でも、英語の勉強をしたい、英語を身に着けたいという人と会話していても、そのマインドに共感できる人があまりいないように感じるのです。

そこで!そんな当たり前なことについて、復習の意味も込めて、敢えて今一度確認しようではないか!ということなのです。

まずは、意識改革についてです。更に、前後編の二編から構成しており、今回は前編です。

おそらくこれから述べることは、常識的な概念に対するアンチテーゼを多分に含むため、受け入れられにくいかもしれません。

しかし、これは決して奇をてらって打ち出しているものではありません。私が実際に失敗しまくって得た教訓を抽象化して整理してみたら、それがたまたまアンチテーゼだらけだった、というだけのな話なのです。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」


とは、良く言ったものです。私がいかに愚者であることか… ^^;

良識ある皆さんは、ここに記した内容を、ご自身の考えと照らし合わせ下さいましたら幸いです ^^

具体的な改革内容

改革すべき意識は、全部で5つあります。

  1. 英語はスポーツだと捉えよう
  2. 小手先技術が欲しいという考えは捨てよう
  3. 継続の意志がないなら潔く降りよう
  4. TOEIC神思考を捨てよう
  5. 何冊かの良質な教材を繰り返し使おう

今回はこのうち3つについて述べていきます。

英語はスポーツだと捉えよう

藪から棒にスポーツと言われても抵抗があるかもしれません。いやいや、英語とか勉強だろって。

確かにその側面のほうが強いのですが、こと英語に関してはスポーツ的な要素がはらんでいることが、他の教科との最大の相違点だと思うのです。ここでは、その点について述べていきたいと思います。

詰め込み型受験英語を忘れよう

英語に限らず多国語の学習は、いわゆる国数社理と言った詰め込みが効く教科(これらの教科も本来詰め込むだけではダメなのですがここでは触れません)とは、本質的に異なる点があります。

それは、「聴力」や「話力」と言った現地実践能力を必要とすることです。この一点を持って、いわゆる五教科の中で英語だけは他の教科と一線を画すことになるのです。

とかく日本の大学試験で使う英語って、その多くは知識でカバーする部分が多いでしょう。

もちろん、文法力や単語力と言った知識をベースとしたスキルは、実際に英語を使う場面でも役立つでしょう。しかし、聴力、話力に関しては、知識でどうこうなる問題ではありません。

こういう実践を伴うスキルは、本を読んで理解していることと、実際にやってみることとの間には、天と地ほどの差があると言って間違いありません。何となく分かった気になって手を休めた瞬間、試合終了なのです。

基礎鍛錬をスポーツと比べてみよう

分かることとできることは違うということは、スポーツならすぐにピンと来るのではないでしょうか?

それに、これ本当にやる意味あるの?と思うような退屈な反復訓練を永遠とやらされることに、ストレスを感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

中には、

「オレはこんなことをやるために部活を始めたんじゃない!」


と捨て台詞を言って退部する人もいたことでしょう。

一方、そこで敢えてコーチを信じて基礎鍛錬を真面目に積んだ部員は、将来応用的な技を習得できた時、ようやく悟るのです。

「あぁ、こういうことだったのか。退屈だったけど基礎をやっておいて本当に良かった。」


そして、コーチに心から感謝をすることになるでしょう。

英語も一緒なんです。とにかく、基礎体力、足腰、フォームをみっちり訓練し続けることで、少しずつ少しずつツボのようなものが見えてくるのです。

ここを怠って、

大して勉強もせずいつも試験ばかり受けて、その時その時のスコアに一喜一憂する状況


に陥るとうことは、

部活の練習をサボって練習試合にだけ参加して、たまたま勝ったり負けたりすることに一喜一憂する状況


と本質的には等価なのです。

もう少し現実的な話をしてしまうと、例えばTOEICで、前回は勉強せずに10点上がったのに、今回は勉強したのに20点下がっちゃったといった類の状況、よくあるのではないでしょうか?実はこれ、統計的にはまぁ偶然でも起こりうるよね、と言う程度の誤差の範疇でしかありません。

つまり、コインを振って表や裏が半々の確率で出るというレベルの出来事に対して、いちいち一喜一憂してしまうことと本質的には変わらないという悲しい状況なのです。

実技演習をスポーツとくらべてみよう

スポーツの世界では、こうしてみっちり基礎鍛錬をしたら、徐々に試合で使う応用的な技術の習得に進展したり、練習試合を通じて自分の弱点を見つめ直したりしながら悪い部分を修正していった上で、また気の遠くなるような訓練を続けることになります。そして本番の試合に向けてコンディションを調整することになるでしょう。

英語でも同様に、基礎鍛錬あっての、長めの文章のリスニングや外国人との会話と言った応用的な技術の訓練に進むべきなのです。何も聞き取れないのにラジオをただ聞き流したり、語彙力も発音力も無いのにただ英会話教室に通う行為は、やっぱり基礎訓練をせずにいきなり試合をしていることと同じなのです。

もし英会話教室に通っているなら、その教室で教えてもらおうという受け身の意識を捨て、自宅で積んだ基礎訓練の成果を発揮するための試合の場だと思って臨むべきなのです。海外に語学留学したという人や、何年も英会話教室に通っていると豪語する人が、実は自己紹介に毛が生えたくらいの英語しか話せなかったりするのは、そこの感覚が欠落しているためなのではないでしょうか。

だからスポーツなのです

このように英語を学習する上で大事なことは、

  • まずは入念な基礎練習を積み、
  • その成果を試す実践的な演習として英会話を行う、

というフローなのです。

もちろん英会話については、時には習うより慣れろ、が大切な場面も多いでしょう。実践することは実際どれほど負担のかかることなのか、自分がどの程度のレベルに達したいのかをイメージする上でも、有効なマインドチェンジ法といえるでしょう。

しかし、それはあくまで基礎訓練をするための踏み台と捉えるべきなのです。慣れるだけ慣れて、あー楽しかった!で終わってしまったら、一体何のための慣れだというのでしょう?

このように、ここでさらっと述べたことだけを振り返っても、英語の学習とはスポーツのトレーニングに通じる部分が多いのです。

小手先技術が欲しいという考えは捨てよう

合わない人にはとことん合わない

何度も言うように、本道場はキツイです。したがって、

「もっとお手軽な裏技で、TOEICの得点を上げたいだけなんだけど。」


という方は、そっとブラウザをお閉じ下さい。

ここでは、

「小手先の技術でスコアを上げて人に自慢できるようになったらハイ終わり。」


という路線はとりません。むしろ、

「基礎となる英語力を鍛錬によってしっかり身につけた結果、英語試験のスコアが高くなった。」


という方針を取りたいのです。したがって、楽して点数を稼ぎたいという人では3日と持たないと思います。

合う人にはとことん合う

一方、

「努力する意志はある。本当に英語力を何とかしたい。苦労は惜しまない。」


という方には本当に向いていると思います。

色々な教材に踊らされて悩んでいた方にとって、ようやくまともな方法に出逢えた!と思える人もいるでしょう。私がそうだったように ^^

継続の意志がないなら潔く降りよう

継続できないなら「初心者+産毛」は超えられない

スポーツの節で話したように、長期間の地道な鍛錬が必要です。半年程度の期間で中途半端にやった所で、初心者に産毛が生えたくらいにしか上達しないのが、本当に英語の嫌なところです笑。

これがサッカー部とか、野球部とかの話なると、

「そら常識的に考えて当たり前だわ。一年生が、しかも半年でうまくなれるわけが無いだろう。もっと練習しなさいな。」


と誰でも思うのに、こと話が英語になった瞬間、

「半年も勉強したのにTOEICの点数が全然伸びないわー。まじしんどいー。」


という話になるのですから、中々難しいところなのです。

これは先に述べたように、「英語が受験型の勉強に含まれる」という誤った考え方が、多くの日本人の頭に刷り込まれているからなのでしょう。確かに、数学や世界史なら半年みっちり勉強すれば何とか受験に間に合えちゃったりする人もいますからね。もちろん、頭が良ければですが…。私には無理です、はい。

ですから、一年なんて当たり前、何なら二年でも三年でもちゃんとみっちりやる覚悟がある、くらいの心持ちがないと、やっぱり初心者レベルで落ち着いてしまうでしょう。

最初っから降りたほうがマシな場合も

極論、半年どころか三ヶ月すらも継続できずに降りてしまうと、そこそこ時間を使ったわりには結局無駄になったと言う思いをすることになるでしょう。

そんな中途半端な勉強で不快な思いをするくらいなら、最初から潔くベタ降りして、浮いた時間で思いっきり遊んで過ごしたほうが人によっては幸せだと思います。趣味で楽しんだり、家族と友人と交流することは、大切なことです。覚悟を持てないのであれば、それを失ってまでやる必要はないと思います。

もし成功の見込みが薄いなら、ロスカットは早いに越したことはありません。それどころか、覚悟がないなら潔く最初からスパッとロスなし方針を選択をするほうが、よっぽど最適なのです。

次回へ続く

まだもう少し改革内容があるのですが、本文が長くなってきたのでこの辺りで一旦区切ることとします。

前編では、

1.英語はスポーツだと捉えよう
2.小手先技術が欲しいという考えは捨てよう
3.継続の意志がないなら潔く降りよう

という三点について述べました。

後編では、

4.TOEIC神思考を捨てよう
5.何冊かの良質な教材を繰り返し使おう

というテーマについて議論していきます ^^

次回

www.moriken254.com